BiZUNA Smart Security ランサムウェア対策

ランサムウェアを防御

中小企業のセキュリティ対策

ランサムウェアによるサイバー攻撃は年々巧妙化し、その被害も拡大しています。
もはやネットワークの入口だけを守る対策では不十分であり、攻撃の標的となるデータにアクセスできる端末やサーバー、
さらにバックアップデータに至るまで、2重・3重の多層防御を行うことが重要です。

ランサムウェアの脅威

情報セキュリティ10大脅威2025【組織】

情報セキュリティ10大脅威2025【組織】

出典:IPA「情報セキュリティ10大脅威2025(https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2025.html)」を基に当社作成

ランサムウェア被害時の感染経路

ランサムウェア被害時の感染経路

出典:警察庁「令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/index.html)」を基に当社作成

攻撃された組織の規模・業種

ランサムウェア被害組織の規模別報告件数

ランサムウェア被害組織の規模別報告件数

※出典:警察庁「令和5年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/index.html)」を基に当社作成

ランサムウェア被害組織の業種別報告件数

ランサムウェア被害組織の業種別報告件数

※出典:警察庁「令和5年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/index.html)」を基に当社作成

2025年上半期の日本国内のランサムウェア被害は、
前年比1.4倍増加

64件
2025年上半期の被害件数

11件/月
月平均の攻撃生件数

18.2%
製造業が最多の被害業種

Cisco Talosの調査によると、2025年1月から6月までの日本国内でのランサムウェア被害は68件で、2024年上半期の48件から約1.4倍に増加しました。月平均では約11件の攻撃が発生しており、最多月には16件の被害が報告されています。
業種別では製造業が18.2%で最多ですが、特定の業界に限らずあらゆる企業が標的となっています。

ランサムウェアとは

ランサムウェアとは、「身代金」を意味する「Ransom」と「ソフトウェア」を組み合わせた言葉で、コンピューターウイルスの一種です。
PCやサーバー、スマートフォンがウィルス感染すると、端末のロック、保存データの暗号化などによって利用に支障をきたします。
そして、その復旧をすることと引き換えに金銭を要求されます。
また、重要情報を窃取されることもあり、経済的、社会的な損失につながる恐れもあります。

最近のランサムウェアの攻撃の特徴

最近のランサムウェアの攻撃の特徴

ランサムウェア攻撃の被害想定

業務の停止、停止の長期化


ランサムウェアに感染した場合、業務用PCやサーバー、各種情報資産が暗号化され、利用不能に陥る恐れがあります。
基幹システムやファイル共有サーバーなどが停止し、日常業務の遂行が不可能となります。
さらに、バックアップが十分に取得されていない場合や、バックアップデータそのものが暗号化・破壊されてしまった場合、復旧にはシステム再構築などの大規模な対応が必要となります。
結果として、業務停止が長期化し、社内の生産性低下のみならず、外部関係者への影響も甚大となることが想定されます。

多大なコストの発生


ランサムウェア被害による業務停止や復旧対応には、多くの人的・金銭的コストが発生します。
原因調査、システム修復、端末再構築、再発防止策の実施に伴う費用だけでなく、対応人員の負担増加による生産性低下も問題です。
復旧が長期化すると、顧客対応や出荷・受注などが滞り、機会損失の発生も避けられません。
近年は暗号化に加えて情報窃取・暴露を伴う「二重脅迫型」も増え、漏えい時は賠償や法対応、報道対応など追加の負担が生じます。
これらは金銭面だけでなく、経営層や従業員への心理的ストレスにも繋がり得ます。

関係者からの信頼喪失


業務停止の長期化や初動対応の遅れは、社外から「セキュリティ意識の低い組織」と評価される要因となります。
特に、取引先や顧客の情報漏えい、あるいは技術・ノウハウ流出が起こった場合、企業信用は大きく失墜し、取引停止や契約解除など二次被害へ拡大する恐れがあります。
最近のランサムウェアは暗号化や暴露だけでなく、DDoS攻撃や関係者への直接脅迫など、より巧妙で悪質な手口へ進化しています。
こうした状況下では、一度の事故が企業存続に関わる重大な信頼低下・ブランド毀損を引き起こす可能性がさらに高まっています。

ランサムウェア攻撃の対策

ランサムウェア攻撃の対策、UTM、EPP、EDR
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BiZUNA Smart Securityのサービス概要

お客様のご要望に合わせて、UTM、EPP/EDR等のセキュリティ対策のご提案いたします。

BiZUNA Smart Securityのサービス概要-ランサムウェア対策ーUTM、EPP、EDR

ランサムウェア対策のセキュリティ概要図

ランサムウェア対策のセキュリティ概要図ーUTM、EPP、EDR

 

サービス
概要
1. セキュリティ診断
システムやネットワークに潜む脆弱性を洗い出し、どこにリスクがあるのかを明確にするサービスです。
設定不備やアクセス制御の甘さ、古い機器・OSの利用状況など、多角的な観点から診断を実施。結果を踏まえて改善策を提示し、情報漏えい・ランサムウェアなどの被害を未然に防ぎます。
2. UTM導入支援
UTM(統合脅威管理)の選定から導入設定、運用設計までを一括支援するサービスです。
お客様のネットワーク環境・セキュリティ要件を分析し、最適なUTM機種の提案、初期設定、ルール設計、社内機器との接続テストまでワンストップで対応します。導入後は運用サポートやログ監視(オプション)も提供し、ランサムウェア・不正アクセス・迷惑メールなど多様な脅威から企業ネットワークを守ります。
3. EPP・EDR導入支援
EPP(Endpoint Protection Platform)およびEDR(Endpoint Detection & Response)は、企業のPCやサーバーに対する高度なサイバー攻撃を防御・検知・対応するためのエンドポイントセキュリティ基盤です。
本サービスでは、お客様の業務環境・リスクレベルに最適なEPP/EDR製品の選定から、設計・導入・運用支援までを一貫して提供し、サイバー攻撃被害の最小化とセキュリティ運用の効率化を実現します。
4. データ保護・復旧支援
重要データを安全に守るためのバックアップ環境の設計・構築から、運用サポート、障害発生時のデータ復旧までを一括で支援するサービスです。クラウド・オンプレミスを問わず最適な方式を提案し、誤削除や機器故障、ランサムウェア感染などのリスクから企業データを確実に保護します。
5. 情シスアウトソーシング
社内の情報システム担当業務を専門チームが代行し、IT運用の負担を軽減するサービスです。PC管理、アカウント発行、トラブル対応、セキュリティ対策、システム導入支援などをまとめてサポートし、担当者の不在やスキル不足によるリスクを解消します。企業のIT基盤を安定的に運用し、生産性向上に貢献します。

 

BiZUNA Smart Security が選ばれる理由

専門知識がなくても運用が
成立するセキュリティ環境

専門的な設定・監視・調整が必要となるセキュリティ運用を外部のプロが担うことで、社内にセキュリティ担当者がいない環境でも安定した体制を構築できます。
日々のアラート確認や設定変更など、煩雑な作業を自社で抱え込む必要がなく、「導入した後もきちんと動き続ける」運用体制を実現します。

インシデント時に頼れる
即応サポート体制

サイバー攻撃のリスクが高まる中で最も重要なのは「いざという時に誰が動くか」です。
不審な挙動が検知された際の初動アドバイス、端末隔離の支援、影響範囲の把握や再発防止策の提示まで、実際の対応に踏み込んだサポートを行います。
インシデントが起きた瞬間に頼れる体制によって、企業の不安を最小限に抑えられます。

防御から復旧までを一気通貫で
支える多層セキュリティ

脆弱性診断による事前対策、UTMによる侵入防御、EPP/EDRによる端末防御と侵入後対応、
さらにバックアップによるデータ保全まで、一連のセキュリティ対策を統合的に提供します。
これにより、対策がバラバラで運用が複雑になる従来の状況を解消し、“どこで何が守られているか明確な状態”でセキュリティレベルを維持できます。

事業継続を前提とした
堅牢なバックアップ設計

サイバー攻撃は「防ぐ」だけでは不十分であり、万一の際に復旧できる体制が欠かせません。
本サービスでは、データの改ざん・暗号化に強いクラウドバックアップを採用し、バックアップ取得・保管・復旧の設計まで含めてサポートします。
その結果、ランサムウェアや災害が発生しても 業務を止めない“事業継続力”を確保できます。

運用負荷を最小化する
ワンストップサポート

複数の製品を別々に管理する必要がなく、導入から運用、改善まですべてをワンストップで支援するため、社内の管理工数を大幅に削減できます。
障害やトラブルが発生した際も“窓口が一本化”されていることで対応が迅速かつ明確になり、日常的な運用負担を限りなく軽くしたセキュリティ環境を構築できます。

導入までの流れ

Step 1

ヒアリング・現状把握

セキュリティ状況・ネットワーク構成・運用体制を丁寧にヒアリングします。
  •  現在の課題
  •  想定されるリスク
  •  導入範囲(拠点・台数)
  •  社内のITリソース(運用体制)
などを把握し、最適な提案の基盤を整えます。

Step 2

セキュリティ診断・リスク評価

必要に応じて、脆弱性診断・ネットワーク診断・UTMログ分析などを実施し、現状のリスクを可視化します。
  •  外部から攻撃されやすいポイント
  • 社内ネットワークの弱点
  • ランサムウェア侵入リスク
  • バックアップ体制の不足
などを明確にし、企業の“今の守りの状態”を整理します。

Step 3

対策方針・導入プランのご提案

診断結果とヒアリング内容をもとに、「最適な多層防御の組み立て方」を提案します。
  • UTM導入の有無・構成
  • EPP/EDR の適用範囲
  • バックアップ方式、保管容量
  • 運用方法(社内運用/外部サポート)
  • 導入スケジュール
などをまとめ、無理のない・続けられるセキュリティプランを策定します。

Step 4

機器・サービスの初期設定・
環境構築

決定したプランをもとに、専門スタッフがセットアップを実施します。
  • UTMの初期設定・ネットワーク組み込み
  • ポリシー設定(通信制御・フィルタリング・脅威対策)
  • EPP/EDR の管理画面設定・端末展開準備
  • バックアップ環境構築(クラウド接続・データ保護設定)
  • 既存環境との競合チェック
企業の業務に影響が出ないよう、事前検証 → パイロット導入 → 全社展開 の流れで安全に構築します。

Step 5

端末展開・本番導入

実際に端末・サーバーへエージェントを配布し、本番運用へ移行します。
  • 端末インストール
  • 動作確認
  • 誤検知・通信影響のチェック
  • 利用ガイド提供
  • 社内向けミニ説明会(希望により)
導入後すぐに“使える状態”になるまで伴走します。

Step 5

運用開始・監視サポート

本番運用の開始。社内情シスのアウトソーシング
  • アラート監視・初動アドバイス
  • 端末隔離・対策支援
  • ポリシー最適化
  • 月次レポート提供
  • 事業継続のためのバックアップ状況確認
  • 攻撃トレンドに応じた改善提案
継続運用の負担軽減と安全性向上を支える伴走型サポートを提供します。

サービス料金について

サービスにおける料金は、お問い合わせからご相談ください。

お電話でのお問い合わせは、以下へおかけください。

0985-31-9171
受付時間:平日9:30-17:30
「BiZUNA Smart Security」は、スパークジャパン株式会社がサービス提供しています。

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