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コスト効率と生産性を向上!MS365をクラウド版で活用すべき理由とは

作成者: ブロガー1|2024年6月4日

Microsoft Officeは、WordやExcel、PowerPointなど、業務で頻繁に使用されるツールです。個人のタスクツールとして大変適している一方で、現代のビジネスシーンでは面倒な場面もでてきています。例えば、Excelでデータをまとめて上司や同僚に共有することが一般的ですが、メールやチャットでファイルを送ると、どれが最新のバージョンか分からなくなり、ダウンロードの手間もかかります

こうした問題を解決するためにはオンラインで利用できるMicrosoft Office「Microsoft 365」が最適です。同じファイルを共同で編集でき、常に最新の状態を維持できます。この記事では、クラウド版MS Office「Microsoft 365」(以下、クラウド版MS365と記載)の利便性とその活用法について詳しく解説します。

共同編集の利便性

クラウド版MS365を利用する最大の利点の一つは、複数のユーザーが同時に同じファイルを編集できる点です。

これにより、最新バージョンの管理が容易になり、編集の重複やバージョン管理の混乱を防ぐことができます。リアルタイムでの共同編集は、チームのコラボレーションを促進し、迅速な意思決定を可能にします。

例えば、Excelで作成したスプレッドシートやWordで作成した文書を、チームメンバー全員が同時にアクセスし編集できるため、会議中やプロジェクトの進行中にリアルタイムで情報を更新することができます。さらに、オンライン版では変更履歴が自動的に記録されるため、誰がいつどの部分を編集したかを簡単に確認することができます。

これにより、ミスの防止や責任の明確化が図れます。

権限設定の簡便性

クラウド版MS365では、ファイルの共有時に権限を細かく設定できるため、情報のセキュリティを確保しつつ、必要な範囲での共有が可能です。閲覧のみ、編集可能などの権限を簡単に設定できるため、機密情報を含むファイルも安心して共有できます。

例えば、プロジェクトマネージャーは全ての編集権限を持ちながら、一般メンバーには閲覧のみを許可する設定が可能です。また、リンクを共有するだけで簡単にアクセスを許可できるため、メールにファイルを添付して送る手間も省けます。

さらに、アクセスログを確認することで、誰がいつファイルにアクセスしたかを把握でき、不正アクセスの監視も可能です。これにより、情報漏洩のリスクを最小限に抑えつつ、効率的な情報共有が実現します。

コスト効率の向上

従来のライセンス購入型は、価格が上がりサポート期間も短縮されているため、クラウド版の方が経済的です。

またクラウド版MS365では、常に最新のバージョンを利用できるため、アップデートの手間も省けます。

さらに、クラウドサービスを利用することで、初期投資が抑えられ、必要に応じてユーザー数を柔軟に増減できるため、コスト管理が容易です。例えば、従業員の増減に応じてライセンスを調整することができ、無駄なコストを削減できます。加えて、クラウド版では多くのサービスが統合されているため、別途ソフトウェアを購入する必要がなく、全体的なコスト削減が期待できます。

これにより、企業は限られたリソースをより戦略的な投資に回すことが可能となります。

サポートとアップデート

クラウド版MS365は、常に最新の機能とセキュリティアップデートが自動的に適用されます。

これにより、セキュリティリスクを最小限に抑え、常に最適な状態で業務を進めることができます。例えば、新しいセキュリティパッチや機能改善がリリースされると、ユーザー側での手動更新は不要で、システムが自動的にアップデートを行います。これにより、IT部門の負担が軽減され、セキュリティ面でも常に最新の保護を受けられます。

また、クラウド版MS365は24時間365日のサポートを提供しており、トラブル発生時には迅速に対応できる体制が整っています。これにより、システムのダウンタイムを最小限に抑え、業務の継続性を確保することができます。さらに、マイクロソフトの豊富なリソースやサポートドキュメントを活用することで、ユーザーは自身で問題を解決する手段も充実しています。

モバイル対応

クラウド版MS365は、モバイルデバイスからのアクセスにも対応しています。外出先や移動中でも、スマートフォンやタブレットから簡単にドキュメントにアクセスし、編集や確認が可能です。これにより、場所を選ばず柔軟に作業でき、ビジネスの機動力が向上します。例えば、重要な会議や出張先でも、リアルタイムで資料を確認し、必要に応じて即座に修正・共有することができます。

モバイル対応のOfficeアプリは、デスクトップ版と同様の機能を提供しており、ファイルの閲覧、編集、コメント追加などがスムーズに行えます。さらに、オフラインモードを活用すれば、インターネット接続が不安定な場所でも作業を続けることができ、接続が回復次第、変更内容が自動的に同期されます。これにより、常に効率的な作業環境を維持することが可能です。

モバイル対応は、現代のビジネス環境において不可欠な要素となっています。

クラウド版の導入方法と注意点

最後にクラウド版MS365の導入方法と注意点についてご紹介します。

- 導入方法:MS365クラウド版はインターネット経由で購入・利用するため、Microsoftの公式ウェブサイトなどを通じて申し込むことができます。自社が求める機能にあったプランを選択肢契約。アカウントを作成し、クラウド上での利用が可能となります。

- 注意点:クラウド版を利用する場合、インターネット接続が必要となります。また、定期的なデータのバックアップやセキュリティ対策の確認が重要です。また、利用料金は月額または年額で発生するため、予算に合わせた選択が必要です。

詳しい仕様や導入方法、予算や活用事例などは、会社によって参考になるものが異なってきます。ぜひ一度、専門家にご相談されてみてください。時代にあったツールの活用環境を整え、生産性向上を図っていきたいですね。

具体的な施策内容は、業種や企業の規模、提供するサービスや商品によってかなり異なります。ぜひ一度専門家の意見を取り入れてみてくださいね。