企業活動のあらゆる場面でITは不可欠ですが、現場任せ・ベンダー任せが続くと、次の状態に陥ります。
システムの全体像を把握している人がいない
何にいくらかかっているのか説明できない
トラブル時の判断が遅れ、業務が止まる
セキュリティ事故が起きてから慌てる
情シスの役割とは、「ITを会社として管理可能な状態にすること」これがすべての起点です。
単に“動いている”ではなく、“安定して・再現性をもって運用できているか”が重要です。
社内ネットワーク
拠点間接続、VPN、Wi-Fi環境の設計・管理
通信障害が起きた際の切り分けと復旧判断
サーバー・クラウド
オンプレ/クラウドの構成把握
バックアップの有無・復旧手順の確認
「誰も触れない謎サーバー」を作らない管理
端末・アカウント管理
PC・スマホの台帳管理
入退社時のアカウント発行・停止
シャドーIT(勝手に使われるツール)の抑止
会社のIT基盤を「ブラックボックスにしない」ことが情シスの価値
情シスは「ツール選定係」ではありません。
業務を理解し、ITに落とし込む翻訳者です。
現行業務の把握
Excel・紙・属人運用の実態を理解
「なぜそうなっているか」まで踏み込む
システム選定
機能だけでなく、運用・コスト・将来性を考慮
現場負担が増えないかをチェック
導入・定着
ベンダーとの要件整理
マニュアル・教育・運用ルール整備
「入れたけど使われない」を防ぐ
IT導入の成否は、8割が“設計と運用”で決まる。
最も目立つが、実は高度な役割です。
トラブル対応
PCが起動しない
メールが送れない
システムにログインできない
問題の切り分け
端末問題か?
ネットワークか?
システム側か?
ナレッジ蓄積
同じ質問を減らす
FAQ・手順書整備
「すぐ直す」より「次に起きない」状態を作るのが本質
技術的対策
ウイルス対策
アクセス権限管理
多要素認証の導入
ルール整備
情報持ち出しルール
私物端末利用の可否
パスワードポリシー
インシデント対応
事故時の初動対応フロー
社内外への連絡整理
「何も起きていない状態」を維持するのが成果
ここからが、従来の情シスとこれからの情シスの分かれ目です。
中長期視点
今後3〜5年で必要なIT像
老朽化システムの見直し
業務改善提案
ITを使った効率化案
データ活用・見える化
経営との接続
コスト説明
投資対効果の整理
ITを「コスト」から「投資」に変換する役割
情シスとは、「ITを通じて、業務・人・情報を整理し、会社が止まらず、成長できる状態を維持する役割」です。
何でも屋ではない
技術者だけでもない
ベンダーの代替でもない
会社の中に立つ“ITの責任者”。それが、情シス担当の本質です。
スパークジャパンでは、会社に情シス担当が不在の時の支援も行っています。