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IT導入補助金2024年度も継続!2023年度との違いとは

作成者: ブロガー1|2024年1月30日

IT導入補助金2024年度が継続されます。新たな枠組みも登場。2023年度との違いについて説明します。

経済産業省が発表した「令和5年度補正予算案の事業概要 (PR資料)」によると、2023年度補正予算案として2000億円が盛り込まれ、継続されることがわかったIT導入補助金は2024年度(令和6年度)は、2024年2月中旬頃から申請受付が開始されます。

本記事では、IT導入補助金2024で新たに追加された「インボイス枠」の紹介と合わせて、2023年度のIT導入補助金からの変更点や注意点を解説していきます。

IT導入補助金とは

IT導入補助金は、企業や団体が情報技術を導入する際に支援するための補助金制度です。国がIT導入を促進するために設けられており、助成金を活用することで、ITの導入にかかる費用の一部を補助してもらえます。

IT導入補助金を利用することで、企業や団体は効率化や生産性向上を図ることができます。例えば、業務のデジタル化やシステムの導入によって、作業の効率化や情報の共有化が可能となります。

IT導入補助金は毎年度ごとに予算が設定されており、2024年度も継続されることが決定しました。2023年度との違いについて、以下で詳しく説明します。

2024年度の補助金の種類と補助額等

(※1)消費動向等分析経費のクラウド利用料は、1年分が補助対象。
(※2)小規模事業者については、補助率は4/5。中小企業については補助率は3/4
(※3)補助額50万円超えの際の補助率は、補助額のうち50万円以下については3/4(小規模事業者は4/5)、50万円超については2/3。
(※4)(独)情報処理推進機構(IPA)「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されたサービス

それぞれの詳しい情報は、こちらから

2023年度 IT導入補助金との違い

IT導入補助金(2024年版)の変更点は2つで、「インボイス枠の導入」と「小規模事業者への補助額の増加」です。

インボイス枠へと名称変更

2023年度版では「デジタル化基盤導入枠」として設定されていましたが、2024年度版ではインボイス枠へ名称が変更しました。

そして、補助における条件面も改訂されており、EC機能をもつソフトウェアが補助対象ツールから除外されています。(ECサイト制作に関する内容は対象外となります。

小規模事業者の補助額の増加

インボイス枠において小規模事業者への補助率が最大4/5まで拡大されました。また、補助下限を撤廃したことで、安価なITツールの導入にも利用可能なため、これまで以上に活用しやすい制度になっています。

IT導入補助金の申請手続きの流れ


(引用)IT導入補助金2024(新規申請・手続きフロー)より

手続きなどのフローについては、こちらを参照ください。

最後に

現時点で開示されているIT導入補助金2024の情報です。また、最新情報がでましたら随時情報を配信していきます。

または、当社(スパークジャパン(株))は、2024年度もIT導入補助金支援事業者として、サポートしていきます。ご相談ごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。